◆ しきねんしんこうさい
『ホーランエンヤ』 松江城山稲荷神社 式年神幸祭
― 日本三大船神事 ―
厳島神社管絃債祭(広島) 天満天神祭(大阪) ホーランエンヤ(島根)
渡御祭(とぎょさい) 2019年5月18日(土)
城山稲荷神社の御神霊を阿太加夜神社(あだかや)まで船でお運びする
中日祭(ちゅうにちさい) 2019年5月22日(水)
阿太加夜神社で櫂伝馬踊り(かいてんま)を奉納し、安置された御神霊をお慰めする
還御祭(かんぎょさい) 2019年5月26日(日)
阿太加夜神社に安置されていた御神霊が城山稲荷神社にお還りになる
10年毎に行われる『ホーランエンヤ』の「櫂伝馬踊り」を観に松江に行って来ました ・・・もちろんカメラを提げて!!
暑い中 (この日は31℃) 待つこと3時間・・・!
14~16人で櫂を漕ぐ伝馬船の上で披露される
勇壮かつ華麗な「櫂伝馬踊り」を1時間余り堪能しました (^^♪🎵
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神輿船(みこしぶね)を中心に 橋と橋の間で
ぐるぐる3回廻りながら 「櫂伝馬踊り」
が披露される
3ヶ所あるので3時間半にもおよぶ
神輿船
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2時間前の様子です - - - - - 👉
もう座れるところはいっぱいです
私の周りは、広島・岡山の人たちで
「10年後は来れないと思うので、朝5時半に出てきた」
と云う年配者たち
15万人はすごいです
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「櫂伝馬船(かいでんません)」 五大地櫂伝馬船
一番船『馬潟(まかた)』二番船『矢田(やだ)』三番船『大井(おおい)』四番船『福富(ふくとみ)』五番船『大海崎(おおみさき)』
このほかに神輿船をはじめ、複数の神器船・神能船・神楽船などが、100隻以上の船団を構成する
大船行列の先頭は 五番船の大海崎地区 「先頭船」の旗を掲げている
大海崎 - 福富 - 大井 - 矢田 - 馬潟 の順に続きます
先頭船:五番船『大海崎(おおみさき)』
四番船『福富(ふくとみ)』
三番船『大井(おおい)』
五大地櫂伝馬船
『馬潟』 『矢田』 『大井』 『福富』 『大海崎』
二番船『矢田(やだ)』
一番船『馬潟(まかた)』
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「櫂伝馬踊り(かいでんまおどり)」 五艘の「櫂伝馬船」の上で披露される「櫂伝馬踊り」
剣櫂(けんがい)と采振(ざいふり)と太鼓による踊りです
若者が 勇壮な剣櫂、女姿の采振のすがたになって 踊りを披露します
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“ 剣櫂(けんがい) ” ☆ 船の先端にで “早助(はやすけ)” が長い棒を持ち水先案内をつとめる
踊りの花形 ― 腰のしめ縄、前掛 ― 華麗な刺繍が見事です
剣をか たどった長さ1mほどの ” 櫂 ”、その名が剣櫂です
『大海崎』
『福富』
『大井』
『矢田』
『馬潟』
船の先端に座る “早助(はやすけ)”
人形かと思うほどジッと動きません
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“ 采振(ざいふり) ” ☆ 船の後方で “音頭取り” “太鼓” “練櫂(ねりかい)” が賑やかす
樽の上で踊る 色鮮やかな着物に身を包 んだ 女姿の花形役者です
采(ざい)と呼ばれる 竹の棒を両手に持ち 天空めがけて華麗に踊ります
“音頭取り” “太鼓” “練櫂(ねりかい)”
大きな舵を握るのが ”練櫂(ねりかい)”
🌼 花笠・烏帽子 華やかな衣装で着飾って参加する子供たち ・・・みんな男の子が演じています
小さい子供が担う “太鼓”
“招待(まねき)”と呼ばれる女の子
3本の橋をくぐる
“宝珠”の飾り柱を
前後に倒してくぐります
大勢の観客の人々と共に ”伝統の船神事” に大満足でした